人形供養4000体 今年は上郷地区で開催
JAあいち豊田が社会貢献活動で 2026.5.15
218世帯が約4000体の人形を持ち込んだ。やすらぎホール上郷で。
JAあいち豊田の子会社で葬祭事業を行う㈱JAあいち豊田サービスが10日、同社の葬祭場「やすらぎホール上郷」で人形供養祭を開催した。これは家庭で大切にされてきた人形やぬいぐるみを供養するもので、同社が社会貢献の一環として2005年から6か所の葬祭ホール(朝日ヶ丘・上郷・高岡・藤岡・足助・三好)で毎年順番に開催しており24回目となる。
人形の持ち込みは前日から可能で、218世帯がひな人形や五月人形、ぬいぐるみなど約4000体を持ち込んだ。志納料(1世帯1千円以上)は豊田市社会福祉協議会へ寄付される。
供養祭では真宗大谷派弘願寺(和会町)の住職による勤行も行われ、希望者は参列焼香した。80代の女性は「50年以上前の娘のひな人形を供養しました。自分が元気なうちでなければできないと、淋しいけれど思い切って来ました。丁寧に供養していただき、とてもありがたいです」と感謝の気持ちを語っていた。また82歳の女性は、自分が生まれた時のひな人形の供養に訪れていた。
愛着や想いのこもった人形は捨てられず処分に悩む人も多く、「供養の回数を増やしてほしい」という声も。志納料が社協へ寄付されることで、「足を運びやすい」という声も多いそうだ。
会場では終活カウンセラーによる相談コーナーや入棺体験会もあり、「お棺はもっと窮屈かと思っていましたが意外に広いんですね」などの感想が聞かれた。 【有我 都】